FACE IT Global Summit
FACE IT Global SummitはFACE ITが主催する2019年シーズン最初の国際大会である
https://www.faceitglobalsummit.com/
PUBG 2019 スケジュール
開催期間/方式
Squad FPP
使用マップ:エランゲル,ミラマー
ルールセットはSUPER
グループステージ : 4/16-18
出場24チームが8チームごと3グループに分けられる
それぞれ、A,B,Cグループとし、6試合ずつ行う(AvsB BvsC CvsA)[1チームが行う試合は全12試合]
上位8チームはファイナルへ出場決定、残り16チームはエリミネーションステージへ
エリミネーションステージ : 4/19
16チームで6試合を行い上位8チームがファイナル出場決定
グループステージでのポイントを引き継ぐ
グランドファイナル : 4/20-21
12試合を行う(6試合/日)
ポイントはリセットされるため、この12試合で最もポイントを稼いだチームが優勝
開催地
イギリス-ロンドン ICC Auditorium
賞金など
総額40万ドル
上位3チームの所属するリージョン(地域)には12月に行われるPUBG Global Championship 2019の枠が1つ追加される
結果
参加チーム一覧(全24チーム)
日本代表 : 1枠
BLUE BEES
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
PJS Season2 | 1位 | 190pts | 67pts | 123pts | 24試合 |
日本代表BLUE BEES
前シーズンはぎりぎり残留で当初のPJS優勝候補としてはあまり予想できなかったが、シーズン2から加入したkr10選手、Brazilian選手により戦闘力が上がった
また、韓国チームとの合同スクリムに積極的に参加していて、ムーブ面での安定性が増した
はじめての世界大会ということで緊張するでしょうが、日本チーム初の世界大会でのドン勝を目指して頑張ってほしいですね
韓国代表 : 4枠
OP Gaming Rangers
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
PKL 2019 Phase 1 | 1位 | 365pts | 159pts | 206pts | 72試合 |
注目してほしいのはキルポイントが他3チームに比べて最も少ないという点である
つまり、リスクの高い動きを避けて着実に順位を伸ばすという動きを徹底している
PKLでも、1人になってからなかなか落ちないという印象が強かった
PAIでは総合5位だったものの、全12ラウンド中11ラウンドで5位以内という驚異的な安定感である
PKL 2019 Phase1 MVPのMenteul選手にも注目
Afreeca Freecs Fatal
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
PKL 2019 Phase 1 | 2位 | 348pts | 131pts | 217pts | 72試合 |
実績 Asia Pacific Predator League 2019 : 1位
筆者の中では韓国で実力No.1のチーム
DMRが上手で遠距離から確実にキルを稼いでいく印象
総合力の高さに定評があります
NN選手のmini-14に注目
Team VSG
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
PKL 2019 Phase 1 | 3位 | 346pts | 111pts | 235pts | 72試合 |
元Actoz Stars Red
実績 PAI 2019 1位
特徴としてはキル重視で、強いポジションを奪いに行き優位な場所から一方的に打つスタイルを好む
ドン勝に結び付いた時の大量ポイントには要注目
オーダーのStarlord選手に注目
PKL屈指のオーダーで、人気も韓国トップレベル
OGN Entus Force
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
PKL 2019 Phase 1 | 4位 | 341pts | 130pts | 211pts | 72試合 |
PAI 2019 2位
PKLでは最終週で7位から大逆転
他3チームと比べるとあまり怖くは感じないが、韓国リーグのレベルを考えると全体でも半分よりには上に入りそうなチーム
kAyle選手はDTNのファンボ―イで日本語も上手、SPYGEAさんとDUO配信をされていることもありました
中国代表 : 4枠
Oh My God
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
DPGL season6 | 1位 | 161pts | 68pts | 93pts | 18試合 |
PUBG Global Invitational 2018 FPP 1位
実力・実績とも中国No.1 今大会優勝候補筆頭
とにかくポイントの稼ぎ方がうまく、順位ポイント狙いかキルポイント狙いかをラウンド毎に変えている印象を受けた
注目はlionkk選手
17 gaming
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
DPGL season6 | 2位 | 144pts | 53pts | 91pts | 18試合 |
PAI 2019 3位
打ち合いに強みを持つチーム キルポイントの比率が高い
中国リーグでも安定して上位を維持していた
shou選手,shox選手が軸のチーム
Crystal Luster
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
DPGL season6 | 3位 | 142pts | 58pts | 84pts | 18試合 |
おそらく大会出場チームの中で最も新しいチーム
まだ動きに粗さは感じるが、要所での打ち合いの強さが光っていた
TGtangguo選手がめちゃくちゃ強い
4 Angry Men
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
DPGL season6 | 4位 | 126pts | 52pts | 74pts | 18試合 |
人気はおそらく中国No.1
DPGL予選では圧倒的な強さで1位だったが、決勝では少し苦戦して4位
PGIも経験しているGodV選手に注目
北米代表 : 4枠
Tempo Storm
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
NPL 2019 Season1 | 1位 | 368pts | 154pts | 214pts | 40試合 |
キルポイント重視のルールの恩恵を最も受けるチームと注目されていたが、結果的には順位ポイントもキルポイントも1位となった
チームとして完成度が高く、優勝候補の1つ
TLのSambty選手はもともとここに所属していた
全員注目してほしいくらい選ぶのに悩むが、1人挙げるのであればMeluke選手
Cloud 9
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
NPL 2019 Season1 | 2位 | 299pts | 109pts | 190pts | 40試合 |
実績 PGL-PUBG Fall Invitational 2018 : 1位
人気は出場チームの中では1位だろう
打ち合いに強みを持っているチームでとても好戦的
注目プレイヤーはやはりKaymind
Team Envy
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
NPL 2019 Season1 | 3位 | 290pts | 104pts | 186pts | 40試合 |
NPL 2019 Season1 3位 290pts[KP:186pts] (40試合)
リーグを見ていた印象では上2チームが抜けて強かった
こちらはシーズン終盤にかけて上がってきたチームで、勢いという面ではほかのチームに比べて高い
3週目あたりから動きが良くなった印象だった
Shoot To Kill
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
NPL 2019 Season1 | 4位 | 285pts | 109pts | 176pts | 40試合 |
安定感のあるチーム
爆発力こそないものの、取れるポイントは逃さない印象を受けた
注目プレイヤーはInterrogate選手
ヨーロッパ代表 : 4枠
ENCE eSports
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
PEL 2019 Phase1 | 1位 | 496pts | 175pts | 321pts | 60試合 |
ENCEはフィンランドのチーム
2位以下に圧倒的な差をつけて優勝した
レベルの高いとされるヨーロッパ予選でこの成績を残すという点で優勝候補筆頭に挙げられる
SKUJIKE選手、Rustanmar選手のダブルアタッカーに要注目
Team Liquid
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
PEL 2019 Phase1 | 2位 | 417pts | 134pts | 283pts | 60試合 |
超好戦的なチーム
4人全員が1ラウンドあたり平均1キル以上と全員打ち合いが強いので、終盤人数が欠けていてもしっかりと順位を伸ばせていた印象
やはり注目はibiza選手 人気も実力も高いです
Ninjas in Pyjamas
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
PEL 2019 Phase1 | 3位 | 390pts | 136pts | 254pts | 60試合 |
実績 PGL-PUBG Fall Invitational 2018 : 3位
PEL後半戦で徐々に順位を上げてきたNiP
筆者のお気に入りチームです
注目はMiracU選手
Winstrike Team
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
PEL 2019 Phase1 | 4位 | 383pts | 156pts | 227pts | 60試合 |
順位ポイント重視のチーム
G2 eSportsを1点差で上回った
ドン勝はそれほど多くないが5位以内が多い
PEL平均生存時間1位のNOOKIE選手に注目
東南アジア代表 : 3枠
Armony Gaming
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
SAC 2019 season1 | 2位 | 114pts | 53pts | 61pts | 12試合 |
SAC season1 2位 114pts[KP:61pts] (12試合)
タイチーム
こちらは対照的に順位ポイントを稼いだチーム
12試合中9試合で4位以内でした
AeroWolf Team 7
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
SAC 2019 season1 | 4位 | 94pts | – | – | 12試合 |
Divine eSports(予選1位)とGAMEHOME eSports(予選3位)が辞退した枠の繰り上げ
5位のArkAngelはビザが間に合わず辞退
AeroWolf Team 1
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
SAC 2019 season1 | 6位 | 81pts | – | – | 12試合 |
Divine eSports(予選1位)とGAMEHOME eSports(予選3位)が辞退した枠の繰り上げ
5位のArkAngelはビザが間に合わず辞退
台湾・マカオ・香港 : 2枠
ahq e-Sports Club
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
PML 2019 Phase1 | 1位 | 135pts | 46pts | 89pts | 15試合 |
台湾のチームといったらahqというくらい、どのゲームでも強い印象があります
キルポイントの比率が高いが、PMLは上位チームと下位チームで打ち合いの強さに大きな差があるので、いかに下位チームを狩り切れるかが順位に大きな影響を及ぼした
この戦法は、世界大会では通用しないので立ち回りを変える必要がありそうです
MP5
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
PML 2019 Phase1 | 2位 | 133pts | 51pts | 82pts | 15試合 |
本拠地はマカオだが、ほとんど台湾選手
上記同様立ち回りを変える必要がありそうです
南米代表 : 1枠
Brazilian Crusaders e-Sports
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
ESL LA League | 1位 | 294pts | – | – | 24試合 |
圧倒的強さで優勝 1試合あたりの獲得ポイントは最も多い
こちらのリーグは観戦していないためデータがないですが、FPSで南米チームは打ち合いの強い選手が多い印象があります
オセアニア代表 : 1枠
Incognito
予選名 | 順位 | ポイント | 順位ポイント | キルポイント | 試合数 |
AU&NZ NATIONAL CHAMPIONSHIP |
1位 | 386pts | – | – | 32試合 |
こちらのリーグは観戦していないためデータがないですが、32試合で386ptsは1試合平均でも12pts以上…