マウスバンジー
マウスバンジーの用途
マウスバンジーはマウスのケーブルの長さを調整するために使用します
有線マウスを使っている方は、一度はマウスケーブルがマウスの可動範囲にずれてきて煩わしく感じることがあったと思います(ローセンシの方はより顕著に感じていたかもしれません)
このマウスケーブルの煩わしさの解消法として挙げられる手法は
- 無線(ワイヤレス)モデルのマウスに変える
- パラコード化する
- マウスバンジーを使用する
以上の3つの方法が挙げられます
無線(ワイヤレス)モデルのマウスに変える
最も高価ですが、煩わしさが最も軽減される(なくなる)のは無線(ワイヤレス)モデルのマウスに変えてしまうことです
しかし、マウス本体を変えることになるため今まで使っていたマウスを利用するのは難しいといったデメリットもあります
さらに無線マウスは重量的、遅延的にFPS等のゲーミング用途で使うには難しいものが多く、これらを満たしているマウスは少ないため選択肢は非常に少なくなります
パラコード化する
パラコード化とはケーブル自体を抵抗が少ないものに変えてしまうことです
この手法の一番のネックはマウスを分解する必要があるという点です
マウス本体をそのまま使えるのが大きな利点ですが、知識がないとケーブル交換は大変であり故障するリスクも伴います
しかし、マウスバンジーの可動範囲には限界がありますのでローセンシの方にはこちらが候補になるかもしれません
もちろんマウスバンジーとの併用も可能ですが、あまりメリットは無さそうです
https://shop.hid-labs.com/
マウスバンジーを使用する
マウス本体をそのまま使えて手間も少ないため、最も簡単で費用的にも抑えられます
形状によってはパラコード化できないマウスも存在するため、よっぽどのこだわりがない限りはマウスバンジーで十分な効果が得られます
この記事では競技シーンでも利用されるマウスバンジーを使用率に基づいて取り上げてみました
ケーブルの煩わしさの解消法まとめ
手法 | 価格 | ケーブルの煩わしさ | 手間 | 有線マウス本体の利用 |
無線(ワイヤレス)マウス | 高い | なくなる | 少ない | 不可 |
パラコード化 | やや安い | かなり軽減 | 多い+工具必須 | 可能 |
マウスバンジー | 安い | 軽減 | 少ない | 可能 |
マウスバンジーの種類
最後にマウスバンジーの種類について
- アンカー式(バンジー自体の重さで固定)
- 真空吸着式(吸盤で固定)
- マグネット式(磁力で固定)
があります
最も一般的なのはアンカー式ですが、真空吸着式やマグネット式は設置場所こそ選びますが軽量でコンパクトな傾向にあります
第3位 COUGAR BUNKER シリーズ
COUGAR BUNKERは真空吸着式のマウスバンジー
このマウスバンジーは非常にコンパクトであるため、机の上にあまりスペースがないという方にオススメ
(設置部は70mm×70mm)
ただし、真空吸着式ということで設置場所が限られる点(硬く平らな面の上)と何回も取り外しを行うと吸着力が落ちるという付け外しに適さない点には注意する必要がある
ケーブルが太すぎると挟めない点には要注意(確認できる範囲でG502のコードは挟めません)
型番 | タイプ | 重量 | 縦/横/高さ[mm] | 最大コード太さ | その他機能 |
COUGAR BUNKER →Amazon 楽天 |
真空吸着式 | 85g | 110/70/115 | – | |
COUGAR BUNKER RGB →Amazon 楽天 |
真空吸着式 | 105g | 110/70/115 | – | USB2.0ポート×2 RGBライト |
第2位 Razer Mouse Bungee V2
Razer Mouse Bungee V2はアンカー式のマウスバンジー
V2というのはVersion2で改良型になります
基本的にRazerの純正コードの太さには対応しているようなので、Razerマウスユーザーにおすすめ
3.2mmの太さのコードまで対応できるので、やや太めのコードのマウスでも大丈夫です
(確認できる範囲でG502のコードは挟めました)
(あまり紹介したくはないが、このマウスバンジーに非常に似ている格安バンジーも発見→Amazon
すぐ壊れたりコードがうまく挟めないというレビューもあるので非常に怪しい)
型番 | タイプ | 重量 | 縦/横/高さ[mm] | 最大コード太さ | その他機能 |
Razer Mouse Bungee →Amazon 楽天 |
アンカー式 | 221g | – | 3.2mm | スプリングアーム |
第1位 Zowie CAMADE
CAMADEとはCable Management Deviceの略
基本的にZowieの純正コードの太さには対応しているようなので、Zowieマウスユーザーにおすすめ
機能的に最も優れているマウスバンジーで競技シーンでの使用率は圧倒的1位
一般的なケーブルでこだわりがないのであればZowie CAMADEがおすすめです
このバンジーは高さを調整できる特徴があり、多少の調節ができます
なお、一般的なコードの太さなら問題なく対応できます
(同様に、このマウスバンジーにも非常に似ている格安バンジーも発見→Amazon
こっちは多少マシなようだが、購入は自己責任で)
型番 | タイプ | 重量 | 縦/横/高さ[mm] | 最大コード太さ | その他機能 |
Zowie CAMADE →Amazon 楽天 |
アンカー式 | 243g | 96/73/88~125 | – | 伸縮可能アーム(高さも調整可能) スプリングアーム |
その他各ゲーミングデバイスメーカーから発売されているバンジー
型番 | タイプ | 重量 | 縦/横/高さ[mm] | 最大コード太さ | その他機能 |
Xtrfy B1 →Amazon 楽天 |
アンカー式 | 420 | 108/108 /124 | – | USB2.0ポート×4 LEDライト |
Xtrfy C1 →Amazon 楽天 |
マグネット式 | 40 | 35/35/53 | – | |
Roccat Apuri →Amazon 楽天 |
アンカー式 | 105 | 128/133 /117 | – | |
SteelSeries Mouse Bungee →Amazon |
アンカー式 | 263 | 63/97/88 | – | スプリングアーム |